高濱健嗣建築設計事務所
大阪府のクリニックモール内のスポーツ整形外科クリニック。診察エリアとリハビリエリアの共通受付を中心に据え、各室を雁行して配置することで、大きな空間を確保しながら、エリアを機能的に分ける。受付カウンターで診察とリハビリの両エリアをつなぐ動線が絞られ、行き来を管理しながら両エリアに効率的に目を配ることができるようにしている。床には、リハビリ・運動を行う際に必要なライン出しを補助するパターンが施し、天井には床のパターンとリンクするようライン型の照明をジグザグに配置する。床と天井のパターンは、色を変えながら診察エリアにも広げることで、クリニック内の一体感を生み、大きな床と大きな天井が広がるような空間となる。加えてリハビリエリア内のL型に配置した鏡にパターンが写り込み広がっていくことで、室内の閉塞感を無くし、開放的な場所でリハビリに取り組むことが出来るよう意図している。
LOCATION : Osaka
STATUS : on going
TEAM : Kenji Takahama